(あお)
サムネ:蒼.jpg
退治屋参加メンバーのひとりです。
cgi時代の退治屋稼業辞書が大好きで、
サーバーのサービスの関係で無くなると聞いたときにwiki移行を決意。
以降、退治屋稼業辞書wikiの管理人に。
漫画作品は「Freedom~泡沫のような~」「退治屋達のクリスマス(短編)」など。
他、ギャグ作品が数点。

じ、自分で自分にインタビューするって、どういうことだ!?(笑)
とりあえず語りまくります。今回は自分が強調したい部分を太字にしました。


退治屋稼業企画に参加しようと思ったきっかけは?

インタビュー:蒼:退治屋達のクリスマス.JPG
面白そう、と思ってお祭り騒ぎに何となく混ざっているうちに、
気がついたらメンバーになっていました(笑)。
コミックアジトに参入したての頃で、右も左も分かっていなかったのですが
ほぼ同時に右も左も分からないまま退治屋メンバーに。
設定を共有していくという企画の性質は、
たぬくまさんが設定を公募していたりしていたからか、体感的にすぐ理解できました。
企画の性質がキャラクターと設定の共有なので、
色々な人の作品を読み、要点や作風の特徴を覚えたりしました。
商業作品の二次創作をやるのは苦手でしたが、
友達や兄弟のキャラや設定を使って創作するのは好きだったので、
きっと退治屋も好きになれる、そういう予感はありました。
その予感は当たっていて、今に至ります。


退治屋達のクリスマスを描こうと思ったきっかけは?

この作品を思いついた当時は
ニャニャ星滅亡説はヴォツエン国軍の侵攻しか設定されていない時期でした。
日本人がクリスマスに大騒ぎするのが不思議だな~という気持ちは昔からあったのですが
そういう気持ちとミーナの設定がちょっと似ているなぁ、という軽い気持ちで描きました。
ただ、SWAT編は宗教的な単語がいくつか飛び出してくるのですが
やはりインパクトが強すぎるかなと思ったので
信徒のことを古い呼び名で記載するなど、少しだけ表現をソフトにしました(笑)。
SWAT編の設定を拾いつつも
特定の単語をボカす表現方法は、後に描いた「泡沫」でも使っています。


Freedom~泡沫のような~を描こうと思ったきっかけは?

この漫画の設定を暖めているうちに、退治屋ブームが一旦落ち着きました。
自分の話がなんとなくまとまりきらないまま、
ずっとネタを暖め続けていたら、ある日突然「イレイスリレー」が始まったんです。
そこで、やっぱり描きたいなという気持ちになりました。
その後、背中を押される機会があったので連載を開始。
色々あったものの、何とか最後まで描き切れました。

私は「蒼炎のクラックムーン」で「クラックムーンが植物である」と
設定されたときから「色違いのクラックムーンがあったら面白いな」と考えていました。
「泡沫」では赤色の「紅蓮のクラックムーン」が登場しますが、
赤橙黄緑青藍紫ぐらいあってもいいんじゃないかなと思っています。
そう、虹色!(笑)
赤以外のクラックムーン所持者と会う話も、描きたいなぁ…。


タイトルは一度退治屋のブームが落ち着いてしまったのが寂しかったので
テーマを「儚い自由」に設定したのがきっかけで、あんな感じに。
タイトルがなんだかアレなのは、もう「やるなら思い切りやっちゃえ!」という気持ちで(笑)。
実は今、ちょっと恥ずかしい…。

お祭り企画に乗っかること、
ブームの時にその渦の中で楽しい時間を共有することは
いつかくる祭の終わりをより一層さびしくしてしまうものだなと感じたので
「波は去っても思い出は無くならない」ということも意識していたような覚えがあります。
なにより、自分にそう言い聞かせながら描き始めた気がします。


カイザーを描くときに注意したことは?

インタビュー:蒼:カイザー.JPG
髪の長さが「肩に付くくらいの長さ」であることを意識しました。
性格設定は「冷静な子供」です。
我が道をグイグイ行っているように見せかけて、実は繊細、
そんなカイザーが描きたかった。
「蒼炎のクラックムーン」にしろ「カイザー物語」にしろ
辛い過去を持つ彼は、きっと脆い部分もあるだろうなと思って。

最初の予定では忍がお使いで持ってきた小包の中身は物語の中盤で使用するはずでした。
クラックムーンの力を上手く操れない時に、
忍の懐にあるスミヨ博士特製の栄養ドリンク(笑)で身体能力をブーストして、
一気にカタを付けようとするも一歩及ばず、
フェイスの出番になるというネタを考えていたのですが、
頂く感想からスミヨ博士の出番は早くないほうが良さそうに感じたので、設定を変更。
忍の持っていた小包の中身がネタドリンクになってしまったのは心残り?(笑)
結果、アバターキャラが自分のキャラ「ドクター」だけになり
無意味に自分だけ目立ったまま、離脱できなかったのも、
なんだか間抜けで私らしいといえば私らしいかも。
インタビュー:蒼:燃え萌え小瓶.JPG
ちなみに「萌」の瓶が身体能力(耐久力)ブーストアイテム、
「燃」の瓶が蒼炎の火力(攻撃力)ブーストアイテムで、
二種類のドリンクは4時間以上あけて飲まないと
後遺症の可能性があるわよ?…という危険物の予定でした。


フェイスを描くときに注意したことは?

インタビュー:蒼:フェイス.JPG
自分がよく描く短髪の男の子キャラと同じくらいの髪の長さのキャラだったので
自分のキャラと被り過ぎないよう注意しました。
絵柄の引き出しが少ないので、実は一番、描くのが難しかったです。
それから、普段描いているイラストより身長が高くなるよう注意して描きましたが、
ベタの影響でそれでも普通の身長になってしまいました。
等身が高いキャラは難しいなぁと思います。

元々、作者の数だけ違いが出るフェイスを、
それっぽくするにはどうすればいいか…と随分考えました。
そして「カイザーのことをよく分かっていて」
「扱いの難しい刀をたやすく扱う戦闘のプロ」という結論に落ち着き
ナツワイヤさんの樹海惑星のフェイスをベースに、
自分なりの格好良さを追求してみました。
ほとんど敵を追い詰めているのにカイザーに出番を譲るのも、
私の思う「かっこいい相棒像」みたいなものです(笑)。


ミーナを描くときに注意したことは?

インタビュー:蒼:ミーナ.JPG
どう考えてもヒロインのポジションなのに、
繊細な面がまだ描かれていない印象だったので、そういう面を強調して描きました。
女の子なので、気づくのが他の人より早かったり、
目の付け所が男連中と違ったり…等です。
その割には自分の髪ゴムには無頓着だったりとか(笑)。
猫手は5本指で描かれる人が多いのですが、
「人間とは違う人間型のヒト族」という印象からか
私はかなり初期から3本指のミーナを描いていたので、
そのまま長編でも3本指にしました。


ジャンクスと忍を登場させた理由は?

インタビュー:蒼:ジャンクスと忍.JPG
スミヨ博士のおつかいが務まる人物は誰だろう?と考えると、
なんと忍しかいませんでした。
樹海惑星ではフェイスにムラマサを渡していましたし、丁度良いなと思ったのもあります。
途中でカイザーが抜けるシナリオを想定していたので、
その補充要員として、かなりまともに戦える設定というのも魅力的でした。

インタビュー:蒼:戦う忍.JPG

また、ジャンクスがイレイスリレー(当時、連載後半)や
お絵かきBBSのイラストでは登場していても
本編ではBTドレスさんの「カイザー物語」で過去ジャンクスしか出ていなかったので
「現在のジャンクスは私が描こう」と思いました。
「カイザー物語」の師弟関係(?)義兄弟関係(?)がいいなと思ったので
元アニキのイメージで、20代後半~30代前半、兄ちゃんとオジサンの間を意識しました。
私の画力は知れているので、
言動の方でアニキのようなオジサンのような…を目指しました。

インタビュー:蒼:カイザーとジャンクス.JPG

忍、ジャンクス共にかなりの人気キャラだったので、
扱いは慎重に…しないように注意しました。
きっと大胆すぎるくらいの方が喜ばれるだろうと思い、
自分にしてはやりすぎなぐらいオバカな感じのコンビに。愛は忘れず。
忍のジャンクス好き設定まで採用すると話がまとまらない気がしたので
そこは「泡沫では無し」ということに(笑)。
ジャンクスに関しては、イレイスリレーよりもカイザー物語の印象を重視しました。


Dr.蒼はなぜ登場したんだ?(笑)

インタビュー:蒼:ドクター.JPG
身も蓋もない話をすると、タヌー閣下やスミヨ博士、ラタ博士がうらやましかったんです(笑)。
私の分身も退治屋世界にいたらいいのにな、と思っていました。
待っていたら、いつか杏仁豆風さんが
SWATキャラとして描き起こしてくださりそうな気もしていたので、
自分で出すのはちょっともったいないな、とも思ったのですが
私がフェイス好きなのもあり、もう、思い切ってやってしまおうと(笑)。
というわけで「元軍医」という設定で登場させました。
ちなみにDr.蒼は自分でデザインしたキャラクターではなく、
他の企画「こたつなひとびと」で
ふじもとたらうさん、絹井けいさんに作成してもらった「私のアバター」です。
      • こたつなひとびと:世界観共有型の同人アンソロジー企画。同人誌企画の総括はふじもとたらうさん。参加者全員の性転換したアバターがおり、そのアバター達を使って漫画を描くという異色の企画。公式ブログ

同企画と退治屋に登場する「ドクター」には設定や記憶の繋がりはありませんが、
見た目が同じなので「クローンの1人は炬燵星に行った」というオチを付けて
どちらにも自分が存在できるようにしました(笑)。

インタビュー:蒼:過去フェイスとドクター.JPG
クローンの体験とはいえ、フェイスに刺されるとは羨ましいヤツ!(笑)


退治屋の世界観や空気感を出す時に、意識した部分は?

自分が普段描いているものと同じようなものを描くのであれば、
退治屋参加作品として描く意味があまりないので、
自分らしくない表現の仕方を心がけました。
「自分っぽさ」は何をやっても出てしまうものなので、
「自分らしさ」まで出すと「それってただの蒼作品になってしまうんじゃないかな」と。
学園物や異世界ファンタジーものは学生の頃けっこう描いたのですが、
SFは全く描いたことがなかったので、
あまりSFっぽくならなかったのが力不足だったなと思います。


オリジナルキャラを描くとき、退治屋作品として意識した部分は?

インタビュー:蒼:ニニス.JPG インタビュー:蒼:フレアード.JPG
敵側と味方側の両方に置くことでバランスが取れるように注意しました。
存在しているだけで作風が「私っぽく」なってしまうため
必要以上に設定は詰めず、「ニニスは序盤は悲観的、終盤は前向き」
「フレアードは唯我独尊タイプ、炎使い」くらいしか決めていません。
それでも結局ふたりともあんなに目立ってしまったので、
オリジナルキャラの投入は難しいなぁと思いました。


退治屋長編作品を描いてみた感想は。

体力をものすごく使うなと思いました。
あまり体力には自信が無いので、最後の方は作者がガス欠を起こしました(笑)。
自分の長編だったら完結していなかったかもしれません。
企画に参加しているという自覚と気合いが、私を最後まで連れて行ってくれたのかも。
でも、楽しかったです。

インタビュー:蒼:忍のスパッツ.JPG インタビュー:蒼:うっかりジャンクス.JPG
特にジャンクスは、ネタの尽きないキャラでしたねぇ(笑)。


「Holy Place」(炭さん)や「ジャンクス外伝/口笛」(海月さん)の話を聞いたときに思ったことは?

踊り出したくなるくらい嬉しかったです!
ここまで色々と細かいことを語ってしまいましたが、
こういう喜びには言語化できる細かい感情というのはあまりなくて、
「とにかく嬉しい、すごく嬉しかった」としか表現できません。
そして実際に出来上がったものが投稿されたのを読んだ日には更に嬉しくなり、
退治屋のことがますます好きになるんです!

漫画作品の上記二作を頂く前に、
テキスト作品の挿絵を頂いたり一部コミカライズしていただいたりということもありました。
私は本当に恵まれていると思います。


その他、今後退治屋作品を描くメンバーさんへのアドバイスや、自身の意気込みなどは?

企画になじむコツは「とにかく設定のネタで絡むこと!」だと私は思っています。
気がついたら巻き込まれていた私なので(笑)、
退治屋で絡むときは、できる限りどなたかの作品のネタが入るようにします。
何をやっても、自分の手から生み出される作品につく「自分の匂い」は消せないので
自分らしさなんて気にせず、どんどん他人様の設定を取り込みまくる!
そして描いてみる。
もし私がアドバイスできることがあるとしたら、これしか無いと思います。


まとめ

退治屋は他の人のネタ拾えば拾うほど、そして練り込めば練り込むほど、
次の人にネタを拾ってもらえるようになる面白い企画だと思います。

他の人が作った過去の設定を自分の作品の中に取り込めば取り込むほど、
自分の作った作品が未来の作品に繋がるような気がします。
それは私が「退治屋漫画」を楽しんで読んで、
先輩達の設定をどんどん取り込んだからだと考えています。
自分が楽しく取り込んだから、自分のものも楽しく取り込んでもらえる。
そんな連鎖が起こったのでは無いか…そう考えています。

企画開始から9年も経った今では設定も多く、
飛び込むことに戸惑いを感じてしまう企画かもしれませんが、
やってみればきっと楽しいと思います。
既に設定が多い分、新規の皆さんはむしろ有利とも言えると思います。
これは建前では無く本気です。
なので興味を持たれた方は是非、メンバーの誰かに声を掛けてみて下さい。
もちろん私でも大丈夫ですよ。


(蒼)

  • 最終更新:2016-02-10 15:56:04

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