はざま勇人さん

はざま勇人さん(稲穂みのりさん/硲悠人さん)
サムネ:はざま勇人.jpg
ファンタジックな作風が印象的。
「退治屋稼業外伝」では他の作者さんとは
少し違うフェイスの過去を描いておられます。
フェイスにどんどん「人外な」設定が追加されていく中、
敢えて彼に「人間らしい」設定を与えたはざまさん。

退治屋稼業企画のことは亜砂都先生からの紹介で知ったとのこと!
今回ははざま勇人さんにインタビューです。

※インタビュー中の太字部分は「蒼」のコメントです。


退治屋稼業企画に参加しようと思ったきっかけは何ですか?

インタビュー:はざまさん:三人組.jpg
家庭の事情で10年以上漫画描きから離れていた時、
昔からお世話になっていた亜砂都優子先生から、
当時まだPCほぼ初心者の私にこんな楽しいサイトがあるよ!と
ご紹介いただいたのがたぬくまさんの別サイトとこの退治屋家業でした。
そして見事に退治屋の楽しい雰囲気にはまったのがきっかけです^^

――インターネット経由ではない紹介、参加という形に驚きました。
本当に、色々な形で退治屋は広がっていたんですね。


退治屋稼業外伝シリーズを描こうと思ったきっかけは何ですか?

インタビュー:はざまさん:ロック.jpg
ご紹介いただいた当時はマンガを描く気はなかったんですよwww
皆さんの楽しそうな感じに賛同は出来ても、絵が下手だったし、
ぶっちゃけ皆さんアジトからのお仲間だったようでそこに入っていくのに実はちょっと遠慮もありました。
更に言うと、元々あるキャラクターを私がいじるのがとても苦手で、
皆さんのイメージを壊してしまうのではないかという恐怖感めいたモノが若干あり;;;;

そこでどなたかがここは自由に描いて良いし、
新しいキャラクターも皆さんどんどん描かれてますよ、というアドバイスをいただきまして。

――私も、参加当時はストーリー漫画を描く気はありませんでした。
絵板ログで結構、昔の私がその手の発言をしていたので、今の私が驚いていたり。
いつ気が変わるかなんて、分かりませんよね。

インタビュー:はざまさん:事件1.JPG
退治屋稼業外伝は、フェイスの妹エレナが行方不明になったというシーンから始まる。


元あるキャラクターを勝手に改ざんする事より、
自分が新しいキャラを作って物語を作り、
あくまで本編ではなく外伝というスピンオフなら企画に参加できそうかな、と言う思いで参加させていただきました。
そんな感じでフェイスとフェイスの妹の幼なじみ、
フェイスには訳あって恨まれている存在としてロックを作ったような気がします←うろ覚え^^;

――フェイスが恨まれているんじゃなくて、フェイスに恨まれている!
そんなロックはフェイスの妹の幼なじみ!
勘違いが生んだロックとフェイスの間の亀裂。分かり合える日が来るといいですね。


退治屋稼業外伝2~獅子王~ではジャンクスが美味しいところで顔見せしていましたが、はざま勇人さんのジャンクスはどんなジャンクスになる予定でしたか?

インタビュー:はざまさん:ジャンクス2.JPG
うーん(;´Д`)
よ、良く覚えていないんですが;;;;
獅子王という刀が登場していると思いますが、
ロックは確かこの後退治屋とは別に賞金稼ぎとしてフェイスの妹を探して旅を続けている設定だったはず。

インタビュー:はざまさん:獅子王.jpg
名刀「獅子王」を手にしたロック。獅子王は誰にでも扱えるような刀ではないらしい。


当時ロックは人さらいの集団がいるとの噂を聞き、
その敵と戦える戦力を持つために強力な武器を手に入れようと刀鍛冶のおじさんがいる街に来ます。
そこで同じくジャンクスたちは不思議な力を持つ刀を作るおじさんを訪ねようとして
ロックと遭遇するという感じにしたかったのですが、正直当時の私では力不足でした(;´Д`)
その後も旅の先々で2人を遭遇させるつもりで、ジャンクスは妹の足取りを知る鍵を握っている設定にしてた・・・はず。

――確かに、ジャンクスの仲間が「勘違いされている」と言っていましたね(笑)。
名を捨て退治屋カイザー組に身を置くフェイス、賞金稼ぎとしてフェイスの妹を追うロック、
事件の鍵を握る何者かまだ分からないジャンクス…。
どんな世界観でも「美味しいところ」を外さない男、それがジャンクスのようです。

インタビュー:はざまさん:ジャンクス.jpg
ロックに盗賊と勘違いされた男は、実はジャンクスだったのだ!
彼が獅子王を扱う器があることを確認したジャンクスは、不敵な笑みを浮かべていた。


カイザーを描くときに注意したことはどんなことですか?

インタビュー:はざまさん:カイザー.JPG
そんなわけでほとんどカイザーを描くこともなかったのですがww
描くときは明るくチャラチャラした印象に、
そして裏には暗い過去があるっぽくする(あくまでイメージ)感じで描いたつもり。

――「外伝」で現在のシーンに切り替わったとき、
真っ先に目に入るのがカイザーなんです。
暗い過去がある者同士、惹かれあったのかもしれませんね。

インタビュー:はざまさん:カイザー2.JPG
語りたがらない者から無理に事情を聞き出そうとしない姿は、
他の作品のカイザーと似ている。


フェイスを描くときに注意したことはどんなことですか?

インタビュー:はざまさん:フェイス.JPG
ほとんど喋らずカイザーとは対照的に(´∀`*)ウフフ
当時は緑の髪だと把握せず黒髪のイメージで描いてましたすみません;;;;

――元々フェイスの髪の色は「緑がいい」「黒も捨てがたい」と
公式設定が決まらないまま「どちらも公式」になってしまったので、
黒髪のイメージでも大丈夫!

インタビュー:はざまさん:事件2.JPG
ロックを疑ったこと、いつかフェイスは後悔する気がします…。


ミーナを描くときに注意したことはどんなことですか?

インタビュー:はざまさん:ミーナ.JPG
唯一の私の中では女の子キャラw
と言うことで可愛く噂話が大好きで2人を和ませるキャラクターとしての位置づけとして描いた感じ。
私のミーナは羽はどこかに隠してあります>忘れただけw

――羽根は収納式という噂もあります、大丈夫です。
暗い過去を持つ男2人を元気づけるというのもいいですね。


退治屋稼業に登場するキャラクターの中で、特にお気に入りのキャラがいれば教えて下さい。

自分のキャラを除けばフェイスとジャンクスです。
無骨系おっさん系は私の萌えです!!

――ジャンクス人気だなぁ!(笑)
はざまさんは人気投票の頃、フェイスとジャンクスの応援漫画を描いてらっしゃいましたよね。
誰が描いてもぶれない特徴がお気に入りの理由のようです。


退治屋の世界観や空気感を出す時に、退治屋作品として意識した部分はどんなところですか?

私の場合は元々ある世界観や空気感が生かせないんです;;;
ホント、そこは皆さんに申し訳なく思ってますが、退治屋に参加したくてもその世界観がどうしても表現できず、参加を遠慮していた。
でも参加したい!
ならばあえて世界観を全く考えず無視して参加してしまおう!
そしてそれが受け入れられなければ逃げちゃおう!・・・・という気持ちで描かせていただきました^^;;;;

ホント、ごめんなさいごめんなさい;;;;;

――むしろ「何をやってもOK!」を誰よりも分かりやすく実行していると言えるとも思います。
異世界ファンタジー風の世界にも「退治屋」という職業があって、
カイザー達が活躍するかも知れない。どんな世界でカイザー達が活躍してもいい!
そんな「退治屋の自由さ」の一例になっていると思います。


退治屋作品を描いてみた感想を教えて下さい。

描いているときは本当に楽しくて、
元々人付き合いがとても苦手な私に人との交流ってこんなに楽しいもんだよ、と教えてくれた作品です。

そしてある意味二次創作?
…も、これが初めてだったので新鮮な洗礼でもありました。
それと同時にあるものを使用して
作品を作り上げることの難しさを知ったのもこの退治屋でもありました。

そんな中、皆さんのお話作りがとても素晴しいので勉強にもなったし、
それと同時にプレッシャーにもなったしwww

ありがたい作品の一つです。

――二次創作ってハードル高いですよね。
高くない人もいらっしゃると思いますが、私にとってもハードルが高くて。
でも退治屋ならできそう、と感じてしまうそんな気楽さが心地良いです。
存在するものをどう活かすか、どこを残してどこを付け足すかは難しいですが
思い切って「全部自分風」というのも大いにアリと受け入れられてしまう。
これは退治屋の面白いところです。


その他、今後退治屋作品を描くメンバーさんへのアドバイスや、はざま勇人さん自身の意気込みなどを教えて下さい!

アドバイスなんておこがましくてもう;;;;
ただ、なかなか忙しくて顔も出せない私のことを覚えていて下さって、
お声かけをしていただける蒼さんや、この昔から変らない雰囲気が、
実は離れてしまって遠慮していた部分もあったのですが(顔を出しにくくなってしまって;;;)、また来てもいいんだなっていう安心感をいただけて非常にありがたく思います。

なので、ずっと続けている方に遠慮せず、
これからもちょいちょい企画に参加してもいいんですかね・・・?

っていうか、参加したくても新参者がね^^;って
遠慮されている方がいたら気にしないで参加していただければいいと思います。
そして、私のように参加に躊躇している方がいましたら、
私と一緒に参加してくれませんかね|д゚)コソーリ
なんてなwww

――長く続いている企画なので、どうしても離れてしまう時期ってありますよね。
半年とか1年とか、結構普通(苦笑)。
私の場合、戻ってきた時の第一声が「え、夏祭りリレー始まってたんですか?」とか。
本当に何も知らない(笑)。
こういう緩いノリの私も許されているので、
今から参加する人も気楽に声を掛けてくれると嬉しいですね。


その他、はざま勇人さんが「これは答えたい」と思われる事項があれば、質問に無いこともどんどん語って下さい!

え、えーと;;;
相変わらずチキンなんでアレですが;;;;
ロックでキャラマンガ描き続けて。。。い、いいんですかね・・・ヽ(;´Д`)ノ

――いいに決まっているじゃないですか!
そして、いつか誰かがロックを描く日も、来るかも知れませんよ!?

インタビュー:はざまさん:続く.JPG
ロックの物語の続きを紡ぐのは、はざまさんご自身なのか、それとも……?


まとめ

自分の世界観の中にフェイスを投入し、
自分のキャラ「ロック」を中心に脇役キャラの冒険を描かれたはざま勇人さん。
現在外伝ストーリーは「退治屋稼業外伝」シリーズと
「ジャンクス外伝/口笛(海月さん)」が存在していています。
この2つの作品の作者さんの共通点は
「脇役を主役に据えてもいい、むしろ『退治屋の脇役こそが我が主役!』という道を突き進まれている点です。

はざまさんの世界観は確かにSFとはちょっと違いますが、
じゃあ退治屋の他作品と繋がらないのか?と聞かれたら
そうでもないと私は思っています。

例えばですが、カイザーとフェイスの出会いは
フェイスが無茶に妹の手がかりを追っている途中に
強敵と戦うことになり、敗北し死にかけていたところで、
「退治屋稼業Level.0(炭さん)」に繋がっていたりして……?とか。

インタビュー:炭さん:フェイス2.JPG
カイザーと出会う直前、「なぜフェイスが重傷を負ったのか」はまだ語られていない。

なので「自分の得意な世界観」でとりあえず描いてみても
結局大筋に戻ってきてしまうかもしれません。
作風を心配するより先に、まず描いてみるのもいいかも!?

はざま勇人さん、ご協力ありがとうございました。

(蒼)

  • 最終更新:2016-02-18 22:43:56

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