にのサンさん

にのサンさん(にのまえさん)
サムネ:にのサン.jpg
数々の美麗絵を生み出す絵師!
実はお茶目なネタ師!…どっちが素顔?どっちも素顔!?
退治屋の「戦っていない時の」日常を描いた作品
~Coccinella Septempunctata~には多くのメンバーが癒やされました。
ほとんどの背景が宇宙船内という、資料的価値も高い作品です。
ジャンクス好き、ジャンクス推しで有名なメンバーさんでもあり、現在もジャンクスファン戦線を拡大中。

今回はそんなにのサンさんにインタビューです。

※インタビュー中の太字部分は「蒼」のコメントです。


~Coccinella Septempunctata~を描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

落書き人が三種の神器(PC・コミックスタジオ・ペンタブレット)を入手し
世界の窓を開くとコミスタユーザーさんが集まる場所があって
「自分も交流したい!」と思ったのが一番のきっかけ。

――私もコミスタ3を購入し、コミックアジトを知り、退治屋稼業企画を知って
メンバーに混ぜて頂いたので、そのきっかけ、分かる気がします。
      • コミックアジト:Comic Studioの開発元のセルシス社が運営していた漫画投稿サイト。現在は閉鎖されている。


この作品を描く前、退治屋稼業とは無関係の作品にカイザーを単独で拝借
次は退治屋の物語を!と思っていたところへ5月の「フェイス強化月間」間近、
当時フェイスがニャニャ星滅亡に関与していたと匂わせる作品がいくつか出ていたので
力一杯乗っかってストーリーを考えました。

――企画が色んな方向に広がっていた頃で、
キャラを単独で応援したりする動きが出てきた頃ですね。
お絵かきBBSでは人気の高いキャラの強化月間を設定し、
普段はそのキャラを描かない人も描いたりすることで、
元々イメージしづらい「自由すぎる退治屋キャラ達」の描き方を他の描き手さんから学んだりできた時期でした。
そういえば、ニャニャ星ブームも同じ頃に起こっていましたね。


特に参考にした作品は
「生きると決めた日」(蒼 様)
「SWATvsリブフリー編」(きのえね 様)
「眠れぬ夜とミルクとミーナ」(くりきまる 様)
「退治屋稼業 Level.0」「HOLY PLACE」(炭 様)


カイザーを描くときに注意したことはどんなことですか?

インタビュー:にのさん:カイザー.JPG
無自覚に好(い)い奴、その良さをどう出すか悩みました。
良く左頬の”アザ”が取り上げられますが、私は”アザ”描いてません
極度に感情が高ぶった時にアザが浮き出る演出扱いになってます、何故か。

――設定は自由でいいと思います。
頬のタトゥーの他にも、前髪までまとめて後ろで括っていたり、
日常を感じる変更がたくさんされていますよね。
少女漫画に出てくる格好いいお兄さんキャラの家の中の姿という感じで
宇宙船はカイザーの「家」なんだなぁと思います。
そして、そういう姿を見せてもいいミーナやフェイスは「家族同然」なんだなぁと。


フェイスを描くときに注意したはどんなことですか?

インタビュー:にのさん:フェイス.jpg
うぅん!? 彼に関してはー・・・・・・
いっぱしに感情はあるけど表に出さない、ちょいまっちょという位で
正直細かい事はオ・ボ・エ・テ・ナ・イ。(酷)
ストーリィの流れ重視、物語そのものがフェイスでそこに気を使いました
そ、そーゆー事でっ。(逃)

――テントウムシに語りかけているのが印象的でした。
それまでは、思っていることがあっても常に黙っているのでは、と考えていましたが
声を発しない相手だからこそ安心して語りかけてしまうのかなぁ、と想像したりして。

インタビュー:にのさん:テントウムシに語りかけるフェイス.JPG
野菜と共に宇宙に飛び出してきてしまったテントウムシに語りかけるフェイス。


ミーナを描くときに注意したことはどんなことですか?

インタビュー:にのさん:ミーナ.JPG
根底に「生きると決めた日」作品があって
ミーナだけじゃないけど幼い頃に辛い経験してますよね、
怪力だけでなく思慮深い、そんな感じを出せれば良いなと思ってました。
画は意識しましたが撃沈、可愛らしく描きたいです♪(爆)

――ギャオォォス!(笑)それは私が書いたテキスト作品ですね。
あの作品については反省する日もあるのですが、
~Coccinella Septempunctata~のきっかけになっていたのなら、
やっぱり「書いておいてよかった!!」と思います。

にのサンさんのミーナは自分が病人のはずなのに
カイザーの代わりにフェイスを探していたり、面倒見の良い女の子らしいところが印象的です。


退治屋の世界観や空気感を出す時に、意識した部分はどんなところですか?

インタビュー:にのさん:SF的洗濯機.JPG
三人の関係、距離感みたいなモノ
あと星空と宇宙船があればSFぽく見えるかも!と背景は意識しました。

いつもの衣装と違うのはどうか?と思いましたが日常の一部を表現したく、
それじゃぁカイザーは船の整備時に一張羅は着ないでしょう となり
その流れで三人勝手に衣装を変えちゃいました。
(あ、真のお洒落さんはヨレヨレ普段着着ないのかも)

――宇宙船内でのやりとりだけで1話作ってしまうというのが、凄いなぁと思っていました。
宇宙船が移動のための「船」なのかキャンピングカーのような「移動型の家」なのか。
近未来的な家のような背景、しかし窓の外は星空。
シャープな曲線や丸い小物が印象的で、本当にSFっぽいと思います。
衣装については、ミーナが部屋着の方が露出が少ないのが、どうしても笑ってしまったり(笑)。
熱があるから?実は清楚?色々考えてしまう姿です。

インタビュー:にのさん:カイザー右手.JPG
カイザーの右手が汚れている。
台詞と関係のない部分にもこだわり尽くすことで、
地球上に暮らす我々とは少し違う生活をしているカイザー達が、逆に自然に見えるよう工夫されている。

インタビュー:にのさん:宇宙船廊下.JPG
廊下が曲線。SF映画やニュースで見る宇宙ステーションの中を連想させる背景だ。


テントウムシがとてもいい味をだしていますが、テントウムシを選んだのには何か理由がありますか?

インタビュー:にのさん:テントウムシ.JPG
フェイスとミーナの関係性がメインですが
作品中に何らかの形で動植物を登場させたいと思っていて、

フェイスの隠(こも)っていた思いが昇華される象徴的な画になるもの → 
不思議じゃない空とぶ何か→ 羽根(翼)がある宇宙船内に居るかもしれないもの → 昆虫?
昆虫なら何? → テントウムシはいつも上に向かって歩く →
 ”上に向かう”と”昇華”、テントウムシ良いね → 
テントウムシが居るならアブラムシが付いてる植物がある=食材 →
料理をするフェイスに絡ませるには丁度良くないか? →
(ストーリィ組立中)テントウムシいける!

という流れから。
お話を考えたのが春だったので春らしい昆虫を、というのもあったかもw

――ネタを思いついた時期、というのはどうしても影響しますよね。春という季節に感謝!
それにしても「テントウムシ」と思いついてからの辻褄あわせがとても丁寧で良いと思います。
私だったら「テントウムシ良いね」の時点で使ってしまいそう(笑)。



退治屋の休日、ミーナが熱を出してしまったという、ちょっとした非日常を描かれた理由はありますか?

理由!? うぅーん・・・
参考にした作品の影響とテントウムシ同様、物語上必然とそうなりました。
勿論ミーナはフェイスが何を考えていたのか知る由もなく家族の話がぽろっと出るとなると
いつもと違う状態でなければならないなぁー、そしてお互いの言葉と思いを絡めた後どう締めくくるか、
ミーナの警戒心0を表現する為とフェイスに姫様だっこをさせたかったので
お熱で倒れて頂きました。

と、小難しく語ってきましたが本当はそこまで深く考えてませんよ?www

インタビュー:にのさん:ミーナの一言.JPG インタビュー:にのさん:ミーナの一言2.JPG

――ミーナの台詞は彼女の中から自然と出てきた、でも普段は言わない『思い』だったんですね。
ミーナに言われて、フェイスもネガティブ思考から脱出。
カイザーが構い過ぎないようにするからこそ、
ミーナがフェイスに接するのは重要な要素という気がします。

インタビュー:にのさん:お姫さまだっこ.JPG
これがにのサンさんのこだわりの「お姫様だっこ」だ!!


にのサンさんといえばジャンクス好きであることで有名ですが、ジャンクスを好きになったきっかけや、ジャンクスの魅力について語って下さい!

有名w
作品とは無関係なジャンクスさんについて語っちゃって良いんですか???

――もちろんです!

インタビュー:にのさん:インタビューウィズ退治屋:3に関する落書き.jpg
画像提供:にのサンさん  ……ジャンクス、覚悟して下さいな。

えぇ、それはもぉジャンクスさん大好きです。
や、それじゃぁ足りないな、大・大・大好きです、魂から叫びたい。(笑)
退治屋稼業メンバーさまへ初ご挨拶の手土産画として描いてみたいキャラクターを探していた時
”使ってキャラ”コーナーに置かれている彼を見た瞬間一目惚れ
酒好き・女好きでむさ苦しくしてますが、いや、この人には何かある!と。
その後皆さんが各々のジャンクス像を描かれるようになり魅力は弥増すばかり、
(皆さん素敵に描いて下さいますからv)
多種多様な彼を拝見する事が出来て大変幸せです、まさに心の栄養剤www

――そして、結果的には自分の描いたジャンクスでジャンクスファンを増やすほどに!
      • 海月さんはジャンクスというキャラにハマった理由のひとつに、にのサンさんのジャンクスの絵が「私の趣味にドカン☆と合致」したから、と自身のブログで語っている。


◎訊かれてませんが勝手に言っちゃいます◎
画的自設定として 小鼻が高い、左利き、眉毛ふさふさ、ちょっぴりお年寄り風味。
飄々とした自由人、十字架のイヤリングで色々妄想してますが
海月さんの作品「ジャンクス外伝/口笛」でもあるように
”十字架は今は傍に居ない女性の所持品”とゆう同じ設定をされていた事に凄くビックリしました。
いやー、このシンクロはやっぱりジャンクスさんへの愛のチカラでしょうか!!
(違います、使ってキャラ画が素晴らしいのです☆)

――ジャンクスファン同士、言葉で語る前から通じているものがあったんですね!
愛のチカラと設定画の力、両方だと思いますよ!

インタビュー:にのさん:若き日のジャンクスとクロス.jpg
クロスのアイテムが妄想させる力は無限大!


◎いつも疑問に思うんだけどジャンクスさんの肩に乗ってるアレ何?
バナナですかね?(違ッ) 実は私も疑問です。
BTドレスさんの見解→2日連続でジャンクス描きました♪(漫画読もっ!閉鎖によるリンク切れ)
最初防具かと思いましたが何か違うなぁ・・・と。
そこで女性記者フレアナさんにインタビューさせた事があります。
正体は”作家さんにお任せ”なので謎の解明が待たれます。

――防具にしては尖っているし、武具にも見えない何か。
生物のようにも見えますが……未だにその真相は明らかにされていないっ!(笑)
ジャンクス本人に聞いても、こんな風にはぐらかされてしまいますしね!(爆笑)

☆にの的インタビュー・ウィズ・退治屋
インタビュー:にのさん:インタビューウィズ退治屋1.jpg
インタビュー:にのさん:インタビューウィズ退治屋2.jpg
インタビュー:にのさん:インタビューウィズ退治屋3.jpg
      • バナナ:退治屋や退治屋に関わっているメンバーの作品の中に「バナナ」を登場させる「バナナブーム」が巻き起こった時期があった。銃もナイフも重要な小物も、手に収まりそうな物なら何でもバナナにすり替わっているという爆笑と恐怖と謎のバナナブーム。上記の作品はバナナブーム収束後に発表されたものだが、バナナブームを思い出させるのには充分すぎるインパクトがあった。


その他、にのサンさんが「これは答えたい」と思われる事項があれば、質問に無いこともどんどん語って下さい!

退治屋稼業に出会えた事はホントに幸運だったと思います、色んな意味で成長を促してくれました。
又、下支えして下さる方々に大変感謝しています。

脳内では妄想イロイロしてますです。
私は新しい設定を生み出す事は苦手なので
小ネタを入れる事でにやっと笑って頂けるような作品を産み出せれば良いなと思います。

――「今、描いているよ」とちょっと触れただけで
色々な人に「どんなの?」と興味を持ってもらえる企画なので
描き手としてもモチベーションを保ちやすいですよね。
関わっている人の数が多いので、小ネタを入れれば入れるほど喜ばれる企画でもあります。
にのサンさん脳内の妄想がいつか外の世界に飛び出して、
またにのサンさんの退治屋稼業が読める日を楽しみにしています。
次は……和の装いをしたカイザー達が……?


その他、今後退治屋作品を描くメンバーさんへのアドバイスや、にのサンさん自身の意気込みなどを教えて下さい!

まだまだ教わる事が多いので感想を。
巷の二次創作と違って「作者の数だけ物語がある」という退治屋稼業の性質は珍しく
皆で退治屋稼業を育てているという感じ、
だからこそ未熟な私も参加出来たと思います。
勿論イラストも小説も大歓迎ー☆

――全ての作者の個性を受け入れつつ、成長を続けるキャラ達というのは珍しいですよね。
9年前は、もっともっと珍しかった。
でもこれからもどんどん育っていく!まだまだ終わらない!


自分色ながらも人様の設定にシンクロする部分があると描き手も読み手もより楽しめるのではないでしょうか。
今回は本当に有難うございました。

――おおっと、ここは立派なアドバイスですね!皆さんお見逃しなく。
にのサンさん、ありがとうございました。



まとめ

インタビューの回答テキストを受け取った時
影響を受けた作品やイラストの情報や資料が見やすくまとめられていて、
とても丁寧な印象を受けました。
テントウムシの発想の部分でも「この設定、良い!」で終わらず
宇宙船内に何故テントウムシがいるのか、しっかりと理由を設定しているので
キャラ達の動きが自然とリアルで日常的で家庭的になり、「心温まる日常物」になっています。

大きな事件を起こさないからこそ小さな動作に気を配る。
台詞のない部分へのイラストレーションのこだわり。
にのサンさんの繊細な作風は、にのサンさんご自身の生活の中から生まれたものかもしれません。
私も、日常に目を向けてみようと感じたインタビューでした。

にのサンさん、ご協力ありがとうございました!

(蒼)

  • 最終更新:2016-02-15 23:04:50

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